化学業界 SCM職の転職Q&A-転職を成功させるためにすべきこととは?

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公開日:2022/06/30 / 最終更新日: 2024/04/25


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Q.40代になると、経験/未経験を含めてやはり転職は厳しいのでしょうか?


A. 40代前半の方には、SCMそのものの経験がなくても、それに近い経験を生かしてSCMに転職している事例が複数あります。たとえば、海外営業や生産計画などの職種として需給管理や物流業務に携わっていた方にはチャンスがあります。

40代後半での転職においては、SCM経験が必須とされます。「専門職」と「マネジャー」、両方のポジションで求人があります。社内外との交渉や調整といったコミュニケーション力、プロジェクトをリードする力を持つ方が求められます。

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Q.転職に有利となる資格はありますか?


A. SCM求人の募集要項において、資格を求めることはほとんどありません。基本的には実務経験が重視されます。

ただし、化学業界では危険物を取り扱うことも多く、法規制に関する知識や海外との折衝が必要となります。

たとえば、「化審法(化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律)」、EU(欧州連合)における化学品規則である「REACH」や「RoHS(特定有害物質使用制限)指令」など。

こうした知識・経験があればプラス評価につながります。

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Q.どういった経験があれば、転職成功できますか?


A. 企業によっては、扱う製品に関する知見を求めることもありますが、SCMの経験があれば、化学業界の経験がなくても採用の可能性があります。また、SCMの経験がなくても、営業職や生産管理職などのポジションで需給管理や物流にまつわる経験を積んだ方であれば受け入れられます。特に、求人企業が対象とする国の法規制の知識、折衝経験があると評価されます。

DXによるSCMのプロセス改善も課題となるなか、化学知識は不問で、システム導入の経験を持つ人材も求められています。コンサルティングファームからの転職事例も見られます。

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Q.SCMとして経験を積むと、その先にどんなキャリアの可能性がありますか?


A. SCMは業界をまたいだ転職がしやすい職種です。同業界のメーカーに限らず、異業界のメーカー、あるいは流通業界などへの転職チャンスがあります。「スペシャリスト」と「マネジメント」、いずれにもキャリアを展開していけます。

最近では、メーカーのSCMからコンサルティングファームに転職し、コンサルタントとしてメーカーに知見を提供するキャリアを選択する方も増えています。


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この記事の筆者

株式会社JAC Recruitment 編集部

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