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チームで切磋琢磨しながら、お客様企業の期待を超える価値を提供する
――アイディルートコンサルティング CIOサービス事業部で働く魅力

アイディルートコンサルティング株式会社

※このインタビューは2024年11月に実施しました。なお、所属・肩書は当時のものとなります。
アイディルートコンサルティング株式会社 CIOサービス事業部 事業部長 本吉 康治氏
アイディルートコンサルティング株式会社 
CIOサービス事業部 事業部長 本吉 康治氏

アイディルートコンサルティングはDXやサイバーセキュリティに特化した新興コンサルティングファームです。2016年にデジタルアーツコンサルティングとして創業した後、急成長と共に事業を拡大。2024年にチェンジホールディングスグループへ移行 し、同時期にアイディルートコンサルティングに社名を変更しました。同社の創業メンバーでありパートナーの本吉康治氏は、DX戦略の立案から実行まで伴走支援する「CIOサービス事業」の責任者として、急成長を支えてきたリーダーの一人です。

JAC Recruitment(以下、JAC)では3回に分けて、アイディルートコンサルティングのこれまでとこれからをご紹介します。第1回は、DX戦略の立案から実行まで伴走支援するCIOサービス事業部の事業部長(パートナー)である本吉康治氏に、CIOサービスの強みや急成長中の同社で働く魅力について伺いました。

DX×セキュリティ+伴走型支援で高評価のCIOサービス

アイディルートコンサルティング株式会社

―― 貴社のCIOサービスについて教えてください

DX領域の中で、上流の戦略策定から最終的な実現まで一貫して支援するサービスです。主に4つのテーマにフォーカスしています。

1つ目がオペレーション領域のDXです。これは業務生産性の向上や働き方改革を目指し、デジタル技術を活用して業務改革を構想策定から実現まで支援します。
2つ目が顧客体験(CX)の向上です。CRM(顧客関係管理)やデジタルマーケティングを駆使して、顧客接点を増やし、それぞれのタッチポイントのCXを改善します。
3つ目はデータ活用です。企業が保有するデータや、これから収集するデータを効果的に活用するための戦略立案から実行支援までを行います。最後にDXアドバイザリーです。企業全体のDX戦略を策定し、実行計画を立て、実現のためのプロジェクトを計画通りに推進するマネジメント支援までを行います。

当社はいわゆるシステムベンダーではありませんので、大規模な案件においては直接システム開発を担うことはありません。しかし、AI-OCR導入やRPA、Microsoft 365のPower Platformなどを活用したローコード・ノーコード開発、SalesforceをはじめとするCRM製品などのソリューションベースの開発は社内で対応しています。これらのソリューションは、コンサルティングフェーズから開発フェーズまでユーザと伴走しながらアジャイル型で進めていくことが肝要と考えているため、コンサルティングから開発までシームレスに支援できる体制を整えています。

―― どのような経緯から、これらのテーマを選んだのでしょうか

私が業務領域におけるDXの知見を有していたことに加え、もう1つの事業の柱であるCISOサービス(サイバーセキュリティ支援)との親和性が高い領域を選定しています。社内データや顧客情報を高度なセキュリティ技術で守りながら改革を進めるというニーズは非常に高く、多くのお客様からご相談をいただいています。

―― さまざまな企業がDX領域のコンサルティングを提供していますが、どのような強みがあるのでしょうか

CIOサービスは、業界やフェーズ(戦略策定フェーズ/開発フェーズなど)で細分化された組織体制ではなく、小回りが利くこともあり、戦略立案から実装までの伴走型支援にコミットしています。大手コンサルティングファームは理想的な戦略を描いたとしても、最後の開発・実装段階になってアウトソース先のベンダーが機能せず、お客様企業の現場でDXが定着せず、改革が実現しないケースも見受けられます。

当社の場合はお客様企業の中にあるニーズを近い距離感で捉えながら、実現まで伴走するスタイルが評価されています。その結果、お客様企業の中で部門から部門へと評判になり、「こういう課題がある」「ここまで進んだが宙ぶらりんになって困っている」といった相談を受けることも珍しくありません。

クライアントファーストにこだわり、期待値を超える成果をお客様企業にお届けすることにこだわった結果が、現在の業績につながっていると思います。

顧客と社員のためにも、短期的な結果ではなく中長期的な成長を意識

―― コンサルタントがお客様企業と伴走しながら成果を挙げるには、マネジメント層の支援も重要だと思います。本吉様がマネジメントで意識していることはありますか?

コンサルタント個人の力量も重要ですが、チームのパフォーマンスが重要です。1+1が2になるのではなく、3以上になるようなサービスを目指しています。当社はリモートワークも活用したハイブリッドワークが中心ですが、オフィスでの対面コミュニケーションはもちろん、リモートワークにおいても常にチャットやビデオ会議などを駆使してコミュニケーションを取りやすい環境を意識しています。プロジェクトの状況に応じて対面で議論をする時間、リモートワークで集中して思考や作業をする時間など、その時々の最適な働き方で、生産性とパフォーマンスが最大化できるようなマネジメント に取り組んでいます。

かつてのコンサルティング業界は一個人の力で高いパフォーマンスを上げていた時代もありました。しかし、現在は業界の裾野も広がり、業界外から中途採用で入社する方も増えています。経験の浅い社員もいる中で顧客への価値提供も最大化しつつ社員の成長も促すためには、チームで相互にフォローし合う関係が欠かせません。社員同士が時に助け合い、時に切磋琢磨することで成長し、総合力でお客様に期待値以上の価値を提供できると考えています。特にマネージャー陣はその思いが強く、部下の足りない部分を補完しながら、より高い付加価値を提供できるように日々努めています。

―― オンライン上での日々のコミュニケーション以外では、どういった取り組みをされているのでしょうか

会社全体では四半期ごとに全社員が集まる会議を開催し、事業進捗や今後の事業計画を周知し、売上や達成率などの細かな経営指標も全て公開しています。事業部単位でも業績を月次速報ベースで共有したり、若手社員が自由なテーマでプレゼンテーションしたりする場を設けています。こうした取り組み は経営の透明性向上という側面もありますが、社員一人ひとりが事業運営の中核を担う当事者であるという意識を持って取り組んでほしいと考えているからです。

私が過去に在籍していた大手のコンサルティングファームでは、自分が携わっている仕事の売上は把握できても他部門や全社の業績が分からず、貢献度や手応えが得にくいと感じていました。コンサルティングとはお客様企業をより良くすることにコミットする仕事でありますが、軸足となる自社の状況や自身の貢献度が見えず、自社をより良くすることにコミットできない状況では、お客様企業の成功にコミットできるわけがないと考えています。

今の時代においてはウェットな表現かもしれませんが、私は社員のことは仲間だと思っています。短期的な結果を追い求めずに、中長期的な成長と併せて自社の状況を共有し、同時に社員同士の顔が見える場にすることを心がけています。

―― 流動性の高い業界にあって、離職率も低いと伺いました。

今までお話ししたようなマネジメントが浸透してきたこともあり、事業部の一体感が高まった結果、定着率は非常に高い状況です。退職者がゼロの年もありました。もちろん、次のステップで更なるチャレンジをすべく前向きな気持ちで転職される方はいますが、退職後もやりとりが続く社員が大半ですね。

「爪跡を残したい」、大手のキャリアを手放して参画した経緯

―― 本吉様は2社のコンサルティングファームを経て、デジタルアーツコンサルティング(アイディルートコンサルティングの前身となる企業)創業に参画されたと伺いました。これまでのキャリアについてお聞かせください。

父が自営業を営んでいたこともあり、高校生のころから経営には関心がありました。大学では経営学を学び、経営のスキルを伸ばしながら、ビジネスパーソンとしてのコアスキルを高い次元で鍛えられるコンサルティング業界に興味を持ち、新卒でベイカレントコンサルティング に入社しました。最初はシステム開発プロジェクトからスタートし、その後に戦略・業務コンサルティング系のプロジェクトに携わるようになりました。

その当時はJ-SOX対応の案件が多く、大手上場企業の業務プロセス改革やガバナンス強化のプロジェクトを多く担当していました。2年ほど経った頃には現場をリードする立場になり、メンバーをマネジメントしながら様々テーマの案件に携わりました。

入社から6年目にEYに転職し、ファイナンシャルインダストリーのチーム立ち上げに参画しました。入社から程なくしてマネージャーに昇進し、その後、シニアマネージャーに昇格しました。周囲よりも早く昇進できた一方で、自分がそこまで動かなくても周囲が対応してくれる状況に「このままあぐらをかいていて良いのか」と疑問を感じるようになりました。ちょうどその頃にEYで同期だった松本(現アイディルートコンサルティング代表取締役社長 松本 忠雄氏)から、「新しい会社(デジタルアーツコンサルティング)を立ち上げるから参画してほしい」と声がかかったのです。

シニアマネージャーのポジションを手放す惜しさはありましたが、何かチャレンジしないと自分は成長できないという危機感のほうが当時は強かったですね。シニアマネージャーは枠組みができあがった中でバリューを発揮して成果を最大化する、「1を2にする」仕事がメインでした。しかし、自分がこの先のキャリアを伸ばすためには何もないところから始めて成果を創り出す、「0から1を創り出す」経験が必要であり、松本からの誘いは絶好の機会だと思いました。

転職することに迷いはありませんでした。松本とは公私ともに知った仲で、非常に優秀な人間であることは理解していましたし、「彼の船」であれば必ずうまくいくという確信がありました。

実際、創業当初から非常に好調なスタートダッシュだったと思います。起業というと自己資本を元手に狭いオフィスを借り、バックオフィス業務も創業メンバーでやることが珍しくありません。しかし、デジタルアーツコンサルティングは親会社からの出資があり、デジタルアーツのバックオフィス部門に支えていただきながら 、自分たちがやるべき事に集中できました。仮に失敗だったとしても、その中から学べることは多々ありますし、これまでの経験を培って何度でもやり直せるという自負があります。

私は「現状維持は後退」だと考えているので、年齢やバックボーンも踏まえて挑戦できるタイミングであれば、迷わずに飛び込んだ方が良いと思います。働いている以上は、何かしら爪跡を残したい――そんな気持ちで今も取り組んでいます。

強みを武器に、あるべき姿を追求する

―― 今後の展望についてお聞かせください。チェンジホールディングス傘下に参画し、社名をデジタルアーツコンサルティングからアイディルートコンサルティングに変更後も急成長を続けていますが、どのような組織を目指していますか?

先ほども申し上げたように、コンサルティング業界はコモディティ化が進んでいます。コンサルティングという狭義の領域だけでなく、幅広い課題に対する需要が高まっています。また、そういった市場環境に従って、業界の人材の裾野も広がっています。現状はDXを中心とする市場が活性化していますが、どこかで飽和する状況が来ると見込んでいます。それに備えて、アーリーフェーズにある私たちはコモディティ化した事業だけに留まるのではなく、エッジの立ったサービスを提供できる体制を整えるべきだと考えています。

現在注力している4つの領域の専門性を磨き、大手企業にはできないエッジを通じて、お客様企業に対して常に価値を提供できる組織でありたいと願っています。

一方で社内に対しては引き続き透明性の高い組織運営と、チームワークを重視したマネジメントを継続していきます。

単純にスキルのあるコンサルタントをお客様企業に送り込むようなビジネスではなく、個々の専門性とエッジを磨きながら、お客様企業に対してチームで価値を提供するコンサルティングファームでありたいと思います。当社はプライム案件が大半で、お客様企業に寄り添いながらチャレンジできる体制を整えていますので、自分が成長している実感は得られやすいと自負しています。一方で社内ワーキンググループを通じて研修制度開発やマーケティング活動、ナレッジ管理に事業部の人間も携わっています。理想の環境を自らの手で生み出す場もありますので、意欲のある方には、中途採用に是非エントリーしていただきたいですね。

―― そういった方針は本吉様の過去のご経験や気づきがベースになっているのでしょうか

そういった要素もあります。大手のコンサルティングファームは、さまざまな制約から真にお客様にとって価値のある提案がしづらいケースがあります。自らの制約を無くした上で、真に価値のあるものを提案できる姿勢は創業以来から大切にしています。

―― 最後に貴社が求める社員像についてお聞かせください

チャレンジ精神を持った方を歓迎しています。当社は第二創業期を迎え、更なる成長を目指すフェーズです。こういった状況を楽しみながら、仕事に取り組める方が良いですね。

DX領域は競合も多く、エッジを立てることは簡単ではありません。そんな中でも楽しみながら、何か一つ飛び抜けた能力を伸ばしたいというマインドを持った方であれば、当社で必ず活躍できると思います

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