【名古屋大学】土壌環境研究員
- 求人番号
- NJB2337017
- 採用企業名
- 株式会社TOWING
- 職種
-
技術系(機械設計・製造技術) - 商品企画・商品開発(技術系)
技術系(機械設計・製造技術) - 化学(研究・開発・分析)
- 雇用形態
- 無期雇用
- 勤務地
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愛知県
- 仕事内容
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◾️ 職務内容
・宙炭の研究開発
・土壌種類や資材の組み合わせによる効果検証
・土壌分析や栽培試験の評価
・開発部,事業開発部との連携における研究・栽培実証プロジェクトでの分析パートの推進
・分析業務のマネジメント
◾️ 使用経験があるとよい機器類
・イオンクロマトグラフィー
・ガスクロマトグラフィー
・GC-MS
・LC-MS
・比色分析
・CHN
<宙炭とは?>
宙炭は、地域の未利用バイオマス(もみ殻や樹皮など)を炭化したバイオ炭に、独自にスクリーニングした土壌微生物叢を添加し、有機肥料で微生物を培養した高機能バイオ炭です。日本酒の発酵技法を応用し、「土壌微生物菌群」を意図的に再現できる技術を用いています。"
◾️ キャリアパス・やりがい
・研究補助からスタートし、希望と成果に応じて研究テーマの設定も可能
・未経験でも土壌や菌に熱意があれば成長できる環境
・月面基地の食料生産システム開発など多様なフィールドで技術革新に挑戦
・ベンチャーならではの裁量権とスピード感を持って事業成長に貢献
◾️ 開発の背景
・国連SDGsにも掲げられた持続可能な農業実現のため、温室効果ガス排出や化学肥料資源の課題に対応
・未利用バイオマスをアップサイクルし、持続可能な食料生産システム構築を目指す
◾️ TOWINGについて
株式会社TOWING(トーイング)は、2020年2月に設立された名古屋大学発のスタートアップです。
「サステナブルな次世代農業を起点とする超循環社会の実現」をミッションに、グリーン&アグリ領域で革新的な技術開発を行っています。
独自開発の高機能バイオ炭「宙炭(そらたん)」を活用し、農業の品質向上・収量増加・脱炭素化を目指しています。
◾️ 宙炭(そらたん)とは
・地域の未利用バイオマス(もみ殻、畜糞、樹皮など)を炭化したバイオ炭
・独自にスクリーニングした土壌微生物叢を添加し、有機肥料で微生物を培養
・畑10aあたりCO₂換算で1〜4tの炭素固定が可能
・土づくり期間の大幅短縮や収量向上、減化学肥料・有機転換を実現
◾️ メディア実績・注目度
CTO西田亮也がアジア版forbes 30 under 30 2024に選出され、多方面から注目されています。
https://towing.co.jp/blogs/news
■休日:完全週休二日制, 土, 日, 祝日
- 求める経験
年齢制限の理由 -
【必須スキル】
・化学実験の基礎的な知識、実践のある方。定量分析経験者。
・イオンクロマトグラフィー、ガスクロマトグラフィー、GC-MS、LC-MS、比色分析、CHN計などによる分析経験
・試験設計から、結果を踏まえ考察までできる方
・報告書を作成した経験
※研究員経験は問いません。修士卒の方も是非ご応募ください。
【歓迎スキル】
・土壌環境分析法、土壌養分分析法に詳しい方
・分析会社に勤務されていた方
・研究発表や論文の執筆経験
・社会人経験2年以上
・マネジメント経験(パート,学生, 研究室の後輩等)
【求める人物像】
・資料作成が得意な方
・データと向き合うことが好きな方
・粘り強く研究に取り組める方
・自己管理がしっかりできる方
◾️ TOWINGが目指す未来
2015年の国連サミットで掲げられたsdgsは、地球環境と豊かさの両立を目指す世界共通の達成目標です。
日本でも農林水産省が「みどりの食料システム戦略」を策定し、持続可能な農業の実現に本格的に取り組み始めています。
TOWINGは独自開発の「宙炭」を通じて、地域の未利用バイオマスをアップサイクルし、農業資材として活用。
持続可能な食料生産システムを創出し、より良い作物が食べられる未来を目指します。
社員はもちろん、関わるすべての方と共に、未来永劫続く食料生産システムを土から創っていくことに邁進しています。
◾️ 公的認定について
宙炭の技術開発と社会実装は農林水産省にも評価され、みどりの食料システム法に基づく基盤確立事業実施計画の認定を受けています。
■職種未経験者:可
- 想定年収
- 348万円 - 600万円
- 受動喫煙対策
- 就業場所 原則禁煙(分煙)
- 受動喫煙対策詳細
