- 日本人の就労事情
- 経済・生活状況
中国の対日本マーケットの拡大により、日本企業だけでなく外資や現地企業でも日本人の就業機会が増えています。
主な職種は、営業、貿易事務、カスタマーサービス、事務(財務・総務など)、現地立ち上げスタッフ、技術職(ソフトウエア開発など)、工場管理(商品管理・品質管理などを含む)など。
一般的な待遇
給与例
| 職種 | 営業 | 事務系(秘書/補佐) | カスタマーサービス | 技術者 |
|---|---|---|---|---|
| 給与 | 6,000~18,000元 (歩合給が加わる場合もあり) |
7,000~13,000元 | 7,000~13,000元 | 10,000~25,000元 |
ボーナス
主に年1回支給(業種や企業、個人の業績により異なる)。
諸手当
基本的に交通費、住宅手当、健康保険など ※企業により異なるため、確認が必要。
税金
給与所得に対する個人所得税率(2004年12月現在)。
| 税込月額給与 *1 | 手取月額給与(費用控除後) *2 | 速算控除額 | 税率 |
|---|---|---|---|
| 500元以下 | 475元以下 | 0元 | 5% |
| 500元超~2,000元以下 | 475元超1,825元以下 | 25元 | 10% |
| 2,000元超~5,000元以下 | 1,825元超4,375元以下 | 125元 | 15% |
| 5,000元超~20,000元以下 | 4,375元超16,375元以下 | 375元 | 20% |
| 20,000元超~40,000元以下 | 16,375元超31,375元以下 | 1,375元 | 25% |
| 40,000元超~60,000元以下 | 31,375元超45,375元以下 | 3,375元 | 30% |
| 60,000元超~80,000元以下 | 45,375元超58,375元以下 | 6,375元 | 35% |
| 80,000元超~100,000元以下 | 58,375元超70,375元以下 | 10,375元 | 40% |
| 100,000元超 | 70,375元超 | 15,375元 | 45% |
*1 個人所得税自己負担の場合 *2 個人所得税会社負担の場合
基礎控除額: 中国人2000元、外国籍4800元(全国共通)(2008年現在)
就労ビザ Working Visa
- 企業が労働保障局による許可書を申請・取得後、大使館に就労ビザを申請できる。
- 取得には大学卒業以上の学歴が基本的に求められるが、技術者など特殊な技能を有する場合は該当しない。
- 2年以上の職務経験が求められるが、地域によって異なる場合がある。(金融機関で勤務する場合は3年以上の実務経験が求められる)。
経済状況・近況と概要
2007年の中国の国内総生産額(名目額)は、約3兆4,000億ドル、実質成長率11.9%で、5年連続での2ケタ成長となった。中国政府による引き締め政策の実施にもかかわらず、成長率は目標(8%前後)を大幅に超過。これまでのような大手の電器、電子、自動車メーカーだけでなく、研究開発体制の構築に伴う中小メーカーの進出が急速に進んでいる。また、華中地区と呼ばれる上海近郊の都市、香港及び広東省一帯の華南地区に集中していた日系企業も、北京、天津、大連、青島と広域に散在するようになった。
この5年間、急速に日系企業の進出が増えた華中地区では、電子、軽工業、繊維などメーカーの工場設立に伴い、日本人人口が急増。そして、それらの日系企業や日本人コミュニティーの総合サポートとして多くのサービス業が急展開している。
華南地方は電子・プラスチック関連の工場が多く、近年では自動車関連メーカーの進出が多く見られる。求人も工場管理関連(生産管理・通訳・技術指導)が多い傾向にある。これら工場の多くは市街から1時間ほど離れていることから、現在人材のニーズは市内より郊外のほうが高く、待遇も上がっている。また近年の規制緩和に伴い、製造業だけでなく流通業・サービス業の進出も増えている。
華北地方(特に北京)では、他地域に比べ日系企業の現地法人化が進んでいないことから、本格的な営業を始めていない企業が多く見られた。日本との連絡や中国政府との交渉などが業務の中心のため、求人も事務、翻訳や、日系企業(事務所)を対象とした総務や営業などの仕事が多く見られる。ここ近年は営業権を獲得し現地法人となる企業や、中国内に広がる事務所を統括する会社の設立、大連・天津で新たに工場を作る会社が増え、日本人現地採用の募集も多岐にわたる。
生活情報

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華南(広東省一帯) 亜熱帯気候 華中(上海一帯) 亜熱帯海洋性気候 華東(北京、天津など) 夏と冬の寒暖の差が激しく乾燥 東北(大連はじめ北方地区) 大連は、海洋性気候で比較的冬季も寒さがマイルドだが、その他は寒さが厳しく乾燥
| 各地区のダイアレクト(広東語、上海語など)があるが、共通言語は中国語普通語(マンダリン)。地方都市では、ビジネス上での英語の普及率も低い。東北地方の一部では日本語を使える年配者もいるが、基本的に中国語普通語が必須。 | |
| 一般的なアパートは、2ベッドルーム(2LDK)の物件が多く、知り合いと共同生活をする外国人が多い(家賃は3500元~)。ガスや水周りなどはトラブルを防ぐ為、契約前に必ず確認すること。住宅探しには日系・ローカル系の各種不動産仲介業者があり、無料で斡旋を行っている。また現地の日本人・外国人向けのフリー情報誌を利用すると良い。保証金は一般的に1~2ヶ月分。契約書は、ほとんど中国語で書かれているので、中国語に自信がない場合は知り合いなどに依頼し、管理費・暖房費用の負担者、契約期間などを確実に確認すること。 | |
| 北京、上海、天津、シンセンでは地下鉄が運行しているが、公共の交通機関は一部の大都市を除いてあまり発達していない。バスは北京・上海では1元から。タクシーは、都市部では多く走っており、初乗りで10元からと安い。自家用車の購入も可能だが、交通ルールが徹底していないので事故も多発しており、北京・上海・広州では交通渋滞が激しく駐車スペースも限られている為、便利とは言えない。 | |
| 都市部では、日本や外国の食材も入手が容易である。外食は、ローカルで極端に安い食堂は衛生状態が悪いところが多いため十分な注意が必要。手軽なファストフード店も急増している。一般のスーパーでは、かなり安価で日常食品を購入できる。 | |
| 外資系のクリニックや病院が都市部では急激に増えている。しかし料金は高くなっている。一般の病院の外国人専用窓口を利用することも可能。国全体の衛生状態は良好とは言えない。肝炎の感染率が高いので予防接種は必須。 | |
| 都市部では外国人向けの中国語教室が多い。また、社会人を対象とした英語教室も増えている。 |


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