公開日:2021/12/16 / 最終更新日: 2022/08/12

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銀行、投信/ファンドにおける30~40代の転職動向 -最新トレンドが求人に影響-

コンサルタントはあなたのライフパートナー
JAC Recruitmentのご登録者は中長期的なキャリアプランに対する意識が高いビジネスパーソンが多く、
転職を検討していない時期でもコンサルタントに業界動向や市場価値について情報交換することが珍しくありません。
ライフプランを相談し、保険や金融商品の見直しをするファイナンシャルプランナーのように、
ご自分のキャリアについて、コンサルタントや転職エージェントを利用されています。

銀行、投信/ファンドにおける30~40代の転職動向

JACリクルートメントではコロナ禍で影響を受けた金融業界においても、多くの求人をお預かりしています。金融業界では、いったいどのようなスキルや実績を持った人材を求めているのか。
さらに、30~40代の転職者にとって、現職で得た経験を生かせる転職先の有力候補や、転職の近道を、業界最新トレンドとともにご紹介いたします。


金融業界に特化した専任コンサルタントが、あなたの転職をサポートします。
業界における市場価値はもちろん、レジュメの効果的な書き方、面接対策、企業傾向の情報収集など、
JACのコンサルタントにご相談ください。


「ESG投資」、「デジタル証券」、「異業種参入」が盛り上がる


まず金融業界の最新トレンドについてご説明します。特に盛り上がっているのが「ESG投資」、「デジタル証券」、「異業種参入」の3つです。

ESG投資とは

SDGs(持続可能な開発目標)をもう少し企業目線にしたような概念で、環境や社会貢献、不祥事を防ぐ企業統治に配慮している企業に対して行う投資を指しています。

デジタル証券とは

ブロックチェーンを使って有価証券をデジタル化することで、金融機関を介さない資金調達を可能にする技術です。デジタル証券によって、上場していない企業や個人であっても直接支援できるようになります。デジタル証券を専門に取り引きするための“デジタル証券取引所”を開設する取り組みも進んでいます。

異業種参入とは

大手ITプラットフォーマーが決済サービスを提供しているスタートアップを買収し、自ら決済事業を手掛けるということがニュースになりました。SNS事業者が、証券業に参入する動きも目立ちます。
IT企業以外でも、事業を多角化して金融サービスに参画し、既存ビジネスの行き詰まりを解消したいと考える企業が増えているようです。

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個人向け営業の経験が生かせるのは「不動産仲介会社」と「M&A仲介会社」


ここからは、銀行・信託銀行で働かれている方のキャリアパスについて、最新のトレンドを踏まえてお話します。銀行業務には大きく分けてフロントとミドル・バックの2つがありますが、本稿ではフロント業務のキャリアパスについてご紹介します。

個人向け営業経験者の転職タイミング

銀行や信託銀行に新卒で入社された方の場合、多くの方が個人向け営業の部署に配属され、富裕層への融資や金融商品の販売などの業務を経験されます。
 一定期間個人向け営業を経験された方が20代後半に差し掛かると、多くの方が法人向け営業への異動を希望されます。ただ銀行や金融機関の総合職の方の場合、ご自身の希望通りには異動できないことも多いです。法人向け営業への希望がかなわなかった方の場合、30代になってから異業種への転職を検討される方が多くの割合でいらっしゃいます。

個人向け営業経験者の転職先有力候補

不動産仲介会社とM&A仲介会社が、転職先として有力な候補です。 不動産仲介会社の場合、銀行で富裕層の方向けに不動産の金融商品を販売した経験があれば、そこで得た知識を生かすことができます。 M&A仲介会社についても、銀行での富裕層への営業経験を生かせます。中小企業や個人経営の会社が、後継ぎ不在や資金不足などを理由に買い手を探すケースは多く、その主な買い手となるのが富裕層だからです。M&A仲介会社は年収が2000~3000万円と、トップクラスに高い点が大きな魅力です。 ちなみに、銀行から不動産仲介会社への転職は多くある一方で、銀行から不動産ディベロッパーへの転職はハードルが非常に高く、ほとんどありません。

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法人向け営業経験者はコーポレートファイナンス、融資、資産運用の実績がカギ


次に、個人向け営業から法人向け営業に異動された方の場合を紹介します。 法人融資をする際、企業の財務状態を調べることが必要なので、多くの方がまずコーポレートファイナンスを経験します。このコーポレートファイナンスを通して、担当した事業会社、特定業界についての知識が身に付きます。  その後のキャリアとして考えられるのは、銀行内で資産を運用する市場部門へ異動するか、法人営業のキャリアを生かした転職です。転職を検討される場合に主な候補になるのが、投資銀行やM&A会社、事業会社の財務担当です。

法人向け営業経験者の転職先有力候補

銀行で市場部門を経験された方の場合は、アセットマネジメント会社への転職が可能です。先にご紹介した通り、最近はデジタル証券が盛り上がりを見せています。デジタル証券は始まったばかりのビジネスであるため、業務経験がある方がいらっしゃいません。ですので、デジタル証券業務を行うために、通常の資産運用や証券化ビジネスの経験がある方への求人が増えている状況です。


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時代の変化が求人に現れている


ここまでご紹介したキャリアパスのうち、転職市場で特に盛り上がっていると感じるのが不動産仲介会社、事業会社の財務担当、アセットマネジメント会社への転職です。

不動産仲介会社のトレンド

不動産仲介会社が盛り上がっているのは、コロナ禍でECでの日用品の売り上げが伸びており、同時にそれをストックするための物流倉庫を取得するニーズも高まっているためです。コロナが流行する以前の3年程前から、EC売り上げの増加に伴ってこうした傾向はあったのですが、コロナ禍で急激に流れが加速しました。同様に、不動産を証券化するビジネスを展開している企業についても、求人が多くなっています。

事業会社の財務担当のトレンド

事業会社の財務担当の求人が増えているのは、先にご紹介した、異業種から金融ビジネスへの参画が増えていることが理由です。異業種の企業が金融ビジネスに参入する場合、社内には金融について専門的な知識を持っている人材がいないので、金融業界から専門家を集めます。

アセットマネジメント会社のトレンド

アセットマネジメント会社の求人増についても、先にご紹介したデジタル証券が関係しています。これまでは顧客と顔を突き合わせるのが当たり前だった証券化ビジネスの形が、大きく変わろうとしています。従来よりも資金集めがしやすくなり、それに伴って多くの投資家が参加することが期待されているので、アセットマネジメント会社の求人も増えています。

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50~60代は専門性を生かした嘱託・業務委託契約が増加


ここまで主に30~40代の方を対象にお話ししてきましたが、将来を見据えてキャリアプランを考える事は、現在の御自身のスキル、専門性や方向性を確立する参考になります。ここでは先輩である50-60代の転職動向を少しだけお伝えします。
当社では50~60代の方の転職もご支援しています。50~60代の方の場合、銀行には役職定年という制度があり、管理職として銀行に残る一部の方を除いて、多くの方が子会社や取引先に出向します。同時に年収が6割下がるなど、待遇面も大きく変わります。

異業種への転職も可能

異業種への転職を検討される方が一定数いらっしゃり、当社でもご支援しています。
最近では、金融機関で専門的な経験をされていた方が、嘱託や業務委託の形で一般企業と契約するということが複数ありました。銀行は給与レンジが高いので、以前と同条件というのは難しいですが、培ってきた専門性を生かせるということに魅力を感じて転職される方がいらっしゃいます。

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年齢に応じた転職動向や市場価値の相談なら転職エージェントへ


JACリクルートメントは、特に30~50代の転職支援に強味を持つ、業界特化型の転職エージェントです。ご相談いただいた方の年代やご経験に即した転職支援が可能です。
当社の金融部門には30人のコンサルタントが所属しており、金融機関出身者も多数在籍しています。先にご紹介した、最近特に盛り上がっている不動産仲介会社、事業会社の財務担当、アセットマネジメント会社への転職も非常に得意としています。特にアセットマネジメントや証券化ビジネスについては、金融部門に所属するコンサルタントの3分の1が専門的に取り組んでいます。 ぜひ、お気軽にご相談ください。

※本稿は執筆者の個人的見解であり、ジェイエイシーリクルートメントの公式見解を示すものではありません。
(2022年8月)

この記事の著者

若林

若林

金融ディビジョン 部長

【得意分野】

業種 : 金融全般(信託銀行、不動産ファンド、M&Aが中心)

職種 : ファンド                      

企業タイプ :日系中小~大手 

金融業界内転職及び金融業界からの異業界転職に強みを持ちます。
具体的には、金融機関・AM会社(AM+不動産ファンド)での専門職種(ミドル~エグゼ)及び、昨今話題となっている異業界→金融業界参入ポジションの開拓、金融業界→異業種参入におけるアンテナを高く張っています。





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