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不動産ファンドの採用動向

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公開日:2021/10/18 / 最終更新日: 2022/12/05

海外不動産投資や新規アセットへの参入


日銀のマイナス金利政策もスタートして1年半が経過しました。低金利下で運用難に悩む地銀等の金融機関は、利回りの高いオルタナティブ投資に目を向けています。特に、不動産マーケットには世界的に資金が流入し、話題となっております。
このような状況において、国内系不動産ファンドは運用アセットを広げる動きをみせています。

第1に、【海外不動産投資への参入】です。
本年は、商社系不動産ファンドを筆頭として、海外不動産(アメリカ、アジア等)を対象としたファンドの組成がございました。昨年までは海外不動産投資の検討中であった企業も、いよいよ本格的にスタートされた印象です。ご登録者の皆様からも、日々「海外不動産投資に携わりたい」とのご相談を頂いており、業界として高い注目を集めていることが伺えます。

第2に、【新たなアセットへの参入】です。
不動産ファンド黎明期より投資対象とされたオフィスやレジデンシャルにとどまらず、今日においては物流施設・インフラ施設等が注目されています。中でも、大きく盛り上がりを見せているのがホテルです。2020年のオリンピックに向けてインバウンド需要が高くなるなか、新たにホテルをファンドへ組み入れる企業が増えております。不動産ファンドとは異なりますが、不特法改正に伴い、古民家を旅館にリノベーションして小口化販売する証券会社も登場しています。
本年は病院にも投資をするREITや大手デベロッパー系物流REITが上場しました。来春にも某物流REITが上場予定で、新規アセットへの参入は今後もより一層加速しそうです。
 

採用ニーズの高まり


上記で述べたように、多くの企業が海外不動産投資や海外機関投資家へのアプローチ、新規アセットへの参入を強化しております。それに伴い、インバウンド・アウトバウンドに特化した部署等を新設する動きもございます。社内異動により同ポジションを充足する場合もございますが、外部からの採用も積極的に行っており、中途採用マーケットは活況を呈しております。

海外不動産投資や海外投資家対応に関しては、ビジネスレベルの英語力をお持ちの方へのチャンスが広がっています。現在、英語をビジネスの場で使用していない場合でも、今後取り組む意欲があればチャレンジできるポジションもございますので、お気軽にお問合せくださいませ。
 

ご転職のアドバイス


今回は、国内系不動産ファンドのフロントポジションについてご紹介させて頂きましたが、組織拡大や働き方改革に伴って、コンプライアンス・IR・財務といったミドルバック業務の採用ニーズも高まりを見せています。これらのポジションは、常にオープンではございませんので、ポジションが出た際にすぐにご相談できる体制づくりに努めております。

ポジションの状況は、日々変化しております。良い転職の機会を掴むためには、タイミングと最新の情報が重要です。我々は、一気通貫で企業に入り込み、採用ニーズの変化を掴んだうえで、皆様の転職のご支援をさせて頂いております。今すぐのご転職をお考えでない場合も、是非中長期的な観点でご相談ください。
 

(2015/12/3)

この記事の著者

大石

大石

運用・ 不動産金融チーム

【得意分野】

業種 : 不動産ファンド

職種 : フロント~ミドルバック


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