転職で年収をアップさせたい方へ 年収を上げる方法5選やスキルについて紹介

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公開日:2022/10/07 / 最終更新日: 2024/03/18

これまで培ってきたスキルや経験を生かして新しいことに挑戦する、役職を上げる、年収を上げる、または、さらにスキル経験を広げる、労働環境を改善するなど、転職の目的は人によってそれぞれ。JAC Recruitment(以下、JAC)では、皆さまの転職の目的や軸に合わせて、キャリアプランを一緒に考え、求人をご提案しています

今回は、年収アップを目的とされている方に向け、転職で年収を上げる方法や、年収が上がった事例について解説します。

転職で年収が上がった人の割合


転職をして実際に年収が上がった方はどのくらい存在するのでしょうか。

一般的にはおよそ35%

厚生労働省の雇用動向調査2021年によると、転職して年収が上がった方の割合は、転職した方全体の34.6%です。

年齢が若い方のほうが年収アップしやすい傾向にはありますが、40歳~44歳で転職した方の41.4%は年収がアップしています。

引用:厚生労働省 雇用動向

JAC転職者では45%以上

ハイクラス転職を得意とするJACの転職者実績2022年では、JACのサービスを利用して転職した方全体のうち、45%が年収アップしています。

厚生労働省の調査と同様、年齢が若い方のほうが年収アップしやすい傾向はありますが、40~44歳で転職した方の47%は年収がアップしています。また、転職によって収入がアップした方は、平均で前職年収の14%ほど上がっています。

40代以上でも年収アップの可能性は十分あるといえるでしょう。

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転職で年収を上げる方法① 年収が高い業界・業種を選ぶ


現職の業界の平均年収がよりも給与の高い業界へ転職するのも一つの手です。

業界によっては平均給与が上がりづらいケースもあるため、業界を変えれば今の職種のままでも年収アップが望めます。

年収が高い業界には、金融、IT・通信、コンサルティング業界などです。現職と同様の仕事でも、業界が変われば年収が上がる可能性があります。

JAC転職事例:10年後のキャリアを見据え、SEから年収1100万のITコンサルタントへ

40代も後半を迎え、今後の自分のキャリアを考えた際、エンジニアとしての経験を活かしつつ更にキャリアアップできる転職がしたいと思うようになりました。
SIerやITベンダーは今の仕事と似ているので、自分が活躍できるイメージは持ちやすい一方で、転職のきっかけとなった新しい経験やキャリアアップにはつながりにくいと感じました。一方でコンサルティングの仕事は今までの仕事は異なるものの、今の自分には無いスキルが身につくと感じました。
最終的には日系大手のITコンサルティングファームへの転職を決めました。入社後はコンサルタントとして新しい仕事にチャレンジしつつ、新しい技術もキャッチアップして、充実した日々を過ごしています。年収も200万円アップの1100万に。

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転職で年収を上げる方法② 現職と同じ業界で大手企業を目指す


大手企業への転職は、年収アップが見込めます。

大手企業は年収だけでなく、与えられる仕事のスケールや金額が大きかったり、福利厚生も整っていたりと、やりがいと働きやすさの両方を得られるケースが多いでしょう。

業界や職種を変える気持ちがない方は、大手企業を目指すのも年収アップへの近道です。

JAC転職事例:中堅から大手への転職で年収100万円アップ

新卒で入社したのは、中堅クラスのインターネット広告専業代理店です。デジタルアカウントプランナーとして、クライアント対応・プランニング・運用まで一貫して担当。
経験を積むなかで「よりマーケティングの上流に携わりたい」「デジタルマーケティング領域の幅広い専門職がいる環境で、専門性を高め、自分を成長させたい」という思いが強くなり、転職活動を開始しました。
視野を広げて比較検討するため、広告代理店・事業会社の両方に応募。各社で異なる仕事内容・カルチャー・求める人物像などの情報提供を受け、それに合わせてアピールポイントを工夫。結果、複数社から内定を得ることができました。
入社を決めたのは、大手広告代理店のグループ企業です。面接を受けていく過程で、自分に不足しているものが見え、「こうなりたい」と思う姿をイメージできました。年収も100万円アップ。

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転職で年収を上げる方法③ 成果主義の会社を選ぶ


現職が年功序列制度であれば、成果主義の会社に転職するのも良いでしょう。

インセンティブ制度を導入している会社や、年齢にかかわらず実績を出せば昇進できる会社であれば、年収の大幅アップも見込めます。

ただし、実力主義の会社は常に結果を出し続けなければいけません。プレッシャーに弱い方は合わない可能性もあります。

JAC転職事例:年功序列風土に違和感、外資系企業への年収アップ転職に成功

転職を考えたのは、「風土」への違和感を覚えたからです。グローバルな業務にも携わってきましたが、組織内では年功序列の文化が根強く残っていること、新たな取り組みをするにもスピードが遅いことなどにもどかしさを感じていました。
提案されたのは、日本に上陸してこれから事業を伸ばす外資系スペシャリティファーマ。
思いがけない提案に少し驚きましたが、理由を聞いて納得しました。「会社の成長フェーズを経験できるのはめったにないチャンスであり、希少性が高いキャリアを手に入れられるので、将来の市場価値も高まる」ということです。「そういう考え方もありだな」と思い、面接を受けてみたところ、「学べることが多い」と確信を得て入社を決めました。年収も100万円アップ。

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転職で年収を上げる方法④ 企業のニーズと自身の市場価値を把握する


自身の市場価値を正しく理解したうえで、希望年収を提示しましょう。

どの企業が自身の経験やスキルを高く評価してくれるかを把握している方は、年収アップできるケースが多いです。

自身の評価を正しく把握するのは難しいため、多数の転職希望者を見てきているエージェントに相談することをおすすめします。

JAC転職事例:スペシャリティファーマの薬事ヘッドに転職。年収1700万円へ

紹介いただいた求人のなかでも、特に気になったのが、先駆け審査指定を受ける希少疾患のパイプラインを複数有しているスペシャリティファーマです。すぐにでも申請経験を生かし、裁量権を持って推進できるポジションとして魅力を感じました。
ただ、日本拠点が立ち上がって日が浅いため、ホームページの情報が整備されておらず、詳細な実態がつかめません。そこで、コンサルタントの方から情報を入手。 組織体制、パイプラインの状況と特性・効能をはじめ、関連部門のヘッドの人物像やメンバーたちのバックグラウンド、その人たちがどのような思いで取り組んでいるか……など。入社後の職場環境や自身の役割をイメージできたことから、より興味が強くなり、応募。事前に聞いていた情報を面接の場で確認し、転職を決意しました。年収は200万円アップとなりました。

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転職で年収を上げる方法⑤ 入社後に生かせる経験や実績をアピールする


年収を決める際には、これまでの経験や実績が判断材料となります。そのため、年収アップを目指すには、転職先で活かせそうな経験や、どの分野で貢献できるかをアピールするようにしましょう。

即戦力にはならないと判断されると、年収アップは難しいです。

異業種の場合でもプロジェクトをまとめた経験やマネジメント経験であればアピールできるため、職務経歴書や面接で、惜しみなくアピールするようにしてください。

JAC転職事例:苦手な面接を入念に対策、年収150万円アップのSaaS営業職へ

デジタル広告の営業を担当していました。大手クライアントの新規開拓にも成功するなどやりがいを感じていましたが、社長をはじめとする上層部との折り合いが悪く、どれだけ成果を上げても全く評価が上がらないことに悩んでいました。
紹介いただいたのはデジタルマーケティングのSaaSを提供するベンチャー企業でした。書類選考通過後は苦手としていた面接対策に時間をかけました。
私は目の前の仕事に取り組んで結果にコミットするのは得意な一方で、相手の気持ちを汲みながらコミュニケーションしたり、中長期的に自分はどうありたいかを伝えることが苦手でした。コンサルタントの方に一次、二次、最終面接とそれぞれの面接官に合わせた面接対策をしていただいたことで、最終的には年収150万円アップで内定をいただくことができました。

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転職で年収が上がりやすいスキルや経験はある?


業種・職種・年代問わず、年収を上げるためには、応募企業にマッチした経験やスキルのアピールが大切です。年収を上げることに成功された方に多い経験は、以下の5つです。

  • ●会社での仕組みづくりや組織変革の経験
  • ●プレイングマネージャー
  • ●上場企業の管理部門責任者
  • ●新規事業立ち上げの責任者
  • ●女性の経営幹部

上記について、詳しく解説します。

会社での仕組みづくりや組織変革の経験

会社での仕組みづくりや組織変革を行った経験者は、企業からの採用ニーズも高いです。

DXの推進やSDGsに対する意識が高まっている影響で、現代の日本では経営の在り方の変化が求められています。 企業は専門スキルを活かした仕組みづくりや事業や組織の変革を推進できる方を求めているため、会社や既存のビジネスを変革していける方は、大手企業でも中堅・ベンチャー企業でも採用ニーズが高いです

プレイングマネージャー

マネジメントポジションは、年収アップの可能性が高いといえます。

働き方の多様化や人材不足を背景とし、現場を理解したうえで素早い判断ができるプレイングマネージャーが求められているのです。

プレイングマネージャーは、自身の目標を達成しつつ、部下の育成や組織の目標達成に向けて動く必要があります。

営業職だけでなく技術職でも求められるスキルとなっており、幅広い企業で求められる人材です。

マネジメントと自身の目標達成の両軸で動いた経験のある方は、企業から求められるケースが多く、年収アップが期待できるでしょう。

上場企業の管理部門責任者

上場企業で経理・人事などの管理部門の責任者を務めてきた方は、JACの実績で110~120%の年収アップ事例があります。

業務の幅が広いことに加え、実務をこなせることが評価されるようです。

また、ある領域に強みを持つ方を事業部長として採用する場合、前職よりもアップした年収が提示されるケースがあります。

新規事業立ち上げの責任者

新規事業開発責任者のポジションで採用が決定している方々の年収帯のボリュームゾーンは、1000万円~1500万円です。

多くの場合はインセンティブプランを付与。担当した新規事業がスケールすれば、各種指標での評価に基づき、報酬が上乗せされます。

入社時は前職の年収と同水準からスタートするケースがある一方、「新規事業を牽引していくためにも、どうしてもこの方のご経験・スキルが必要」といった場合には、年収アップで迎えるケースも多いです。

女性の経営幹部

女性が経営幹部として採用される際も、年収がアップする傾向があります。

中堅~大手企業は女性管理職比率アップを目指しているため、JACの実績で110~130%アップで転職を成功されている方が多いです。

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転職で年収を上げるなら、ぜひJACへご相談を


転職で年収を上げるためには、現職でのスキルや経験をアピールし、転職先に高く評価してもらうことが必要不可欠です。自身の評価を正しく理解し、企業が求める人材を理解するのは難しいため、効率良い転職活動をしたい方には、転職エージェントの利用がおすすめです。

JACは、ハイクラス転職に強く、年収が上がりやすい外資系や大手企業、管理・専門職などの求人を多く扱っています。

転職で年収を上げたいと考えている方は、ぜひ一度ご相談ください。

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この記事の筆者

株式会社JAC Recruitment 編集部

株式会社JAC Recruitment

 編集部 


当サイトを運営する、JACの編集部です。 日々、採用企業とコミュニケーションを取っているJACのコンサルタントや、最新の転職市場を分析しているJACのアナリストなどにインタビューし、皆様がキャリアを描く際に、また転職の際に役立つ情報をお届けしています。




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