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2021年最新 管理部門の転職市場動向
ボーダーレス化が進み、日系-外資間の人材の行き来が活発に

 

コロナの影響で転職希望者の指標が変わる

従来から産前・産後休業や育児休業、フレックスタイム制、在宅勤務などの制度は多くの企業で導入されていましたが、これらは転職を検討される方にとって「出来たらあった方がいい」というオプションのような位置付けでした。しかし新型コロナウイルスが流行してから、これらは転職先を選ぶ上で非常に重要なファクターに変わりました。

制度の有無も重要ですが、そのしくみが実際に運用されているかという観点からも「働き方の柔軟性があるか」「経営者の考え方がトレンドを捉えているか」「世の中の動きから置いてけぼりにされていないか」など企業の経営を図る指標としても考えられるようになりました。つまり人事制度や働き方が、会社のしくみや福利厚生の一環としてではなく、企業の経営姿勢を判断する重要なファクターとなりつつあります。
管理部門での転職を考えられる方は、我々のようなエージェントに登録するだけでなく、並行してLinkedInなどのビジネスシーンで利用できるSNSを活用する場合がほとんどです。LinkedInには企業の採用情報・募集要項を掲載したり、ユーザーにダイレクトメッセージを送ったりする機能があります。日々、情報が発信されており、このようなSNSの情報を転職に活用するケースも増える傾向にあります。

ジョブ型人事制度の導入が進む

これはコロナ以前からの流れですが、多くの日系グローバル企業が人事制度を旧来の年功序列型から、ジョブ型へ移行しようとしています。ジョブ型人事制度を既に導入し、運用フェーズに入っている企業も多くあります。そのため人事部門においては、ジョブ型の制度運用を担える人材、運用経験を持っている人材の求人が増えています。このような中途採用ニーズがある一方で、並行して早期退職なども行う等「血の入れ替え」を進めるなど、人材の流動化は加速しています。

また、会計部門(海外関連)の求人に目を移すと、コロナの影響による変化として、日系グローバル企業において新たに海外に駐在員を配置するのが難しくなっているということがあります。本来は継続して海外拠点に駐在する予定だった方が一時帰国し、その後出国出来ないような状況もあります。そのため、採用後にすぐ海外に駐在するという求人ニーズは一旦減少しています。代わって、日本から海外の子会社を管理する役割の求人が増えています。

日系の大手グローバル企業であっても、海外の現地子会社は数100人規模のケースが多くあります。そういった拠点の経理を現地法人に完全に任せるにはまだ課題も多く、日本の上場基準の会計処理としては不十分、リスク管理の観点で十分にヘッジできていないなど問題は様々です。海外拠点を会計の側面から管理することはグローバル企業にとって非常に重要なタスクになります。

総務部門の場合、リモートワークに知見がある方が欲しい、というニーズが生まれつつあります。ただ、リモートワークが普及し始めてからまだ1年程度しか経っていないので、対応した経験がある方が転職を希望されるケースもあまり多くありません。今後は「ニューノーマル対応経験の有無」といったことが求人に含まれるようになるかもしれません。


進むボーダーレス化

これは管理部門に限定したことではありませんが、日系外資のボーダーレス化は加速傾向にあります。日系から外資、外資から日系への転職が年々増えており、珍しいケースではなくなってきました。先に挙げたジョブ型の人事制度や、HRBP(ビジネスパートナー)を配置するといった取り組みが、大手の日系企業でも見られるようになっています。転職希望者の意向としても、「経験と語学力を生かせるのであれば日系、外資は問わない」という方が増えています。

日系外資のボーダーレス化が進む一方で、カルチャーフィットの観点を重視する方は一定数おられます。訪問や対面での面接が実施されにくい現状が続いていますが、弊社ではWEB商談なども駆使しながら、できる限り社風や働いている人、社内のしくみなど、定性的な情報もご提供できるよう、日々情報収取を行っています。

5~10年のスパンで考えれば年収上昇が期待出来るケースも

他の職種であれば、DXの波があり、デジタル人材の年収が高騰していますが、管理部門の場合、転職することですぐに年収が高騰するというケースはまだ多くありません。ただ転職によって、将来的なポジションが上がりやすくなり、それに伴って年収の上昇が期待できるケースはもちろんあります。我々から、「転職した場合の年収は現状と変わりませんが、向こう5~10年を考えれば、こういった条件が期待出来ます」といった形でお話させていただく機会は多いです。

弊社では、日系企業、外資企業双方と長く取引をさせていただいております。また、若手求人だけでなくミドルハイクラスをターゲットにした求人も多く扱っており、グローバル関連の求人を得意としています。転職マーケットにおいてもボーダーレス化が進む中、どのように比較検討するのが適切か、どの程度の時間軸でキャリアを考えれば良いのか、グローバルな観点で考えた時に視点はどう変わるのか、幅広い視点で弊社だからできる転職のサポートをさせていただければと考えております。



※本稿は執筆者の個人的見解であり、ジェイエイシーリクルートメントの公式見解を示すものではありません。
(2021年4月)

この記事の著者

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水上

アカウンティング&ファイナンス 部長

【得意分野】

業種 : 製造業、商社、エネルギー、金融 
職種 : 管理部門職種全般 
企業タイプ :準大手~中堅規模企業が中心 

2014年から現職にて、リクルートメントコンサルタントとして主に製造業、商社、エネルギー業界の管理部門職種に特化して企業、登録者双方を担当。
コンサルタントとして実務を経験した後、マネージャーとしてチームマネジメントや管理業務を行う。
現在は、部門長として部門の統括、全体マネジメントを担いながら、ご登録様との面談やクライアント訪問など現場の実務にも携わっている。



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