書類選考を通過した時点でスキルは合格ラインに達しています
面接ではスキル以外の部分が選考の基準になっている場合が多くあります。もちろん面接官からのスキルに関する質問は必ずありますが、その目的はスキルの再確認ではなく、コミュニケーション能力などを測るものかもしれません。面接では職務経歴書に書かれているスキル以外の部分が選考の対象になっている場合が多くあります。
【Point1】一緒に働きたい人はどんな人ですか?
面接官の立場になって考えてみてください。次のどちらの人と一緒に働きたいと思いますか?“経験・スキルに魅力があるが、社会のルールが守れない人”と“経験・スキル的には少し物足りなさがあるがポテンシャルを感じる人”。経験・スキルだけを基準にしているのであれば前者が採用になるでしょう。しかし多くの方は後者を選ぶのではないでしょうか。面接官も同様に後者を選ぶはずです。一緒に働きたいかどうかも大きな選考のポイントです。面接の選考基準はスキルだけではないのです。
【Point2】話し方(コミュニケーション)
的を射ない話し方はNGです。まずは結論から話して、それからその理由を説明します。理由から話し始めてしまうと、何が言いたかったのか分からなくなってしまう可能性もありますし、話の途中で別の質問をされ、結局言いたいことが言えないということにもなりかねません。なにより、面接官に飽きられてしまう可能性があります。面接官からの質問には、結論からズバリこたえましょう。
例:答えが1つの場合
面接官:「何をしたいですか?」
回答:「私は○○をしたいです。なぜならば~~~」
例:答えが2つ以上ある場合
面接官:「何をしたいですか?」
回答:「私は○○をしたいです。理由は2つあります。1つ目は○○。2つ目が○○です。具体的には…」
以上のことを念頭に、焦らずに自分らしく面接へ臨んで下さい。