採用企業インタビュー

スタートアップに勝るリソースとスピードで目指す、世界標準のテックカンパニー

合同会社DMM.com

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松本勇気氏
合同会社DMM.com CTO
大学在学中より、開発者として複数のスタートアップに参画後、2013年にグノシーに入社。
2015年にはCTOに就任。新規事業の立ち上げも担当。
2018年、同社CTOに就任。数多くあるサービスを横断的にサポートし、人材育成にも取り組んでいる。

2018年9月、グノシー元CTOの松本勇気氏がDMMの新CTOに就任しました。この数年で新規事業のリリースが加速するDMMにおいて、CTOとしてどのようなビジョンを持って参画し、現在活動しているのかを、当社コンサルタント高橋梓が松本氏に伺いました。

――松本さんのご経歴を簡単に振り返らせていただきたいのですが、もともと学生時代からスタートアップにいくつか参画されてますよね?

大学OBの方との交流のなかで、「起業しよう」と誘っていただいたのがきっかけですね。その話はそこで終わったのですが、また別の友人から起業を誘われて、ARの会社を設立したのが最初になります。当時はちょうど「セカイカメラ」が流行った時期でした。

それまで開発はやったことがなくて、大学3年のその時が、僕にとって初めてのプログラミングでした。

――もともとプログラミングを学んでいた訳ではないのですか?

理系ではありましたしもともと機械系も好きでしたけど、プログラミングはそこが初めてですね。開発のキャリアがスタートしたのはそこからです。

当時は、いろんなものを作ってみたかったです。アニメが好きで、攻殻機動隊的なものを想像してエンジニアリングするのがすごく楽しかったです。結局その会社は上手くは行かなかったのですが、それをきっかけにいろんな会社を手伝ったり、別のスタートアップに参画したりしました。

――その後グノシーに参画されるわけですが、それは大学卒業されてからですか?

前ですね。大学4年の冬で、1月に入社と言うか勝手に居座りました。笑
創業メンバーから誘われて、面接とか受けずに勝手に「俺、今日から働く」って宣言して働きました。そういうきっかけでオフィスにいましたね。

――グノシーと言えば、パーソナライズ化されたニュースが届くというのが魅力だった印象ですが、そのレコメンド機能とかにも携われていましたか?

そこは創業メンバーがやれていたので、どちらかと言うとそこではないところを担当していました。バックアップする立場ですね。たくさんのユーザーがアクセスしても動作保証するとか、オペレーションの改善とか。BIとかも整備していました。既存メンバーが出来ないことを全部やるのが仕事でしたね。

――そこからCTOに就任されるまでになったということですね。

みんながやれないところをやっていたら、いつの間にか全部任されていたという感じです。プロダクト担当執行役員を経験後、上場のタイミングでマネジメントの問題もいくつか発生していたので、より強い会社、チームを作るために動いていました。
そこから新規事業担当してサービスリリースしたり、ブロックチェーンや機械学習など何でもやっていました。

――そこまで携わられた上で、DMMにJoinされたのはなぜでしょうか?

やれる素材が全て揃っていたことですね。

――どのようなきっかけだったのでしょうか。

2017年12月に前CTOの城倉和孝さんととあるカンファレンスでご一緒したのがDMMとの出会いでした。そこから仲良くなって会食をかさねる中で、DMMにジョインするという選択肢が現実化してきました。

当時もともと会社を辞めて起業するつもりだったので、DMMか起業かを比較した時に、DMMにはやれることが多かったということですね。

起業すると、1つのサービスをグロースするのに2~3年は最低でもかかるわけで、別のサービスを並行してやろうと思っても、キャッシュフローの面でそこまでスピード感は出せないです。いろんな事業にとなると、5年ではきかない。DMMにはそれがありました。DMMの持つリソースが、めちゃくちゃ面白そうでした。

――松本さんがやりたいビジョンとDMM側のビジョンも、合致していたわけですか?

そうですね。DMMとしては、DMMをテクノロジーのチームとして強くしたいという想いがありました。よりテックカンパニーにしていきたいというのをミッションとして考えていました。

――テックカンパニーとしてNetflixなどをベンチマークされていましたよね。

あとはAmazonとか。優秀なエンジニアがいて、またエンジニアでなくても基本的に技術や数字でビジネスを理解できている人たちがプロダクトを回していました。

この根底に流れている、技術によるビジネスの効率化と、数字による意思決定が浸透しているという点です。日本ではここを分けて話をするケースが多くみられますが、それは間違っていて、技術と事業は混戦一体のもの。テクノロジー抜きで語られるものなんてほぼ無くなってきています。ソフトエンジニアリングと事業をきちんと併せて考えないと勝てない時代となっています。彼らはそれを体現されていると思っています。

――「技術と数字で意思決定していく」というのは、データサイエンティストやデータアナリストの強化とも受け取れます。

1事業に1名はそういう立場の人間がいるのが望ましいというか、営業も人事も最低限SQLは叩ける、くらいがベストだとは思っています。

――そういったスキルを身につけるための人材育成も担当されていたりするのですか?

社内にビッグデータ部というのがあって、そこでSQL入門みたいなことはやっていたりしますね。実際にSQLを叩いてみたりもしています。
最終的に私達は、毎年様々な新技術が公開されていく中で、それらを常に試しながら、その時点でのベストプラクティスを提供できる会社になっていきたいです。

現在、月に1本は新規事業が立ち上がっていますが、それらの垂直立ち上げの為、あらゆる知見や技術で支援して勝率を上げていくことがミッションです。

そのようなビジョンに関しては、「TechVision」として外部公開もしていたりします。

個人的にはVRが大好きなので、教育市場も含めてこの分野は取り組んでいます。DMMにはVRとの相性が良いコンテンツも多く揃っているので、他社と比べて取り組みやすい環境は揃っていますね。

そういったリソースを最大限に活かせる場を増やして、「スタートアップを自分でやるより、DMMの方が面白いよね」と言われるようにしていきたいです。

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