採用企業インタビュー
組込系開発から、パッケージ開発、
そして業務系開発へと幅広い技術、ビジネスへの挑戦。
Sky株式会社
-
代表取締役 専務執行役員
- 事業支援センター長
- H 氏
家電の内部に入っている組み込みシステムの開発からスタートしたSky 株式会社は、時代をフレキシブルに捉えてパッケージソフトの開発にも事業を拡大。
今は次世代を見据えて業務系部門にも力を注いでいるといいます。
めまぐるしく変化するICT業界で着実に成果を出す理由はどこにあるのでしょうか。
また、どんな方が必要とされているのか、Sky株式会社のクライアント・システム開発事業部部長にお話をお伺いしました。

- クライアント・システム開発事業部
- 部長 H氏
今はICT運用管理ソフト「SKYSEA」シリーズなどで知られている御社ですが、最初は組み込み開発から始まったそうですね。その経緯をお話しいただけますか。
もともと1985年の会社設立時は、健康機器などの組み込み開発から始まり、複写機やカーナビ、そしてモバイルへと拡大しました。
メインのお客様はいずれも名の知れた大手メーカー様です。しかし組み込み開発だけでは、お客さまのご依頼を受けなければ始まらない。そこで事業を拡大しようとパッケージ商品を開発販売するICT事業部も設立しました。
そして現在、当社の組織は大きく2つの事業部に分かれています。1つはパッケージソフトの商品を開発販売するICT事業部。もう1つはクライアント・システム開発事業部です。
含まれるのは、まず企業の製品に組み込まれるプログラムを開発する組み込み部門。大きな柱としてはモバイル関係、複写機、デジタルカメラ、カーエレクトロニクス、また去年立ち上げたエネルギーの分野があります。他にはソフトウエアの品質を確認する評価部門。
そしてあと1つ、クライアント・システム開発事業部の中には、当社が今注力している部門があります。それが私の属している業務系分野のシステム開発です。
1つの成功だけに安住せず、他の勝機を見つけていくのが拡大と成功の秘訣ですね。次なる事業の柱はどんな部門でしょうか。

事業会社の運営にまつわるシステムを受託開発して販売する部門で、7年ほど前からはじまりました。
その経緯としては、私自身入社してから組み込み開発部門にいたのですが、リーマンショックでお客様である家電業界全体が不況になり、リスクヘッジの必要性を痛感したこともあります。
またその後モノづくりからサービスへ遷移したという時代の流れもあります。
実際、業務系の市場は組み込み系の10倍のフィールドがあるということで事業会社のシステム開発に乗り出しました。今後伸びが期待できる市場も多いので、積極的に参入を進めています。例えばヘルスケアや医療や介護の分野、また次世代インフラなど、まだまだあると思います。
可能性を感じますね。パッケージソフトの実績がある御社ならではの強みが活かせているのでは?
はい。例えば「SKYMENU」は学校の先生方向けに開発されました。PCの使い方が不得手な年配の先生も多く、ぱっとアイコンを見るだけで使い方がわかるようなデザインにしたのも受け入れられた理由だと思います。
企業向けの「SKYSEA」にもそれを踏襲しました。UIというかUXですね。使う方の身になって、使い勝手の良さを追求してきたのが弊社のパッケージの強みです。
現在取り組んでいる事業会社のシステム開発でも、業務系のグループの中に専任デザイナーを置き一緒に開発をしています。このような社内連携は活発に行われています。
営業でも各事業部の連携によってビジネスチャンスを増やしています。現在多くの企業や自治体にパッケージ商品を使っていただいていますが、それをドアノックツールとして、実際に運用でお困りなことをヒアリングして、クライアント・システム開発事業部にフィードバックする。この積み重ねがユーザーのニーズに応えるシステム開発につながっていきます。
単に技術を追求するのではなく、ビジネスを追求してきた結果が、現在の事業領域の広がりに繋がっているのでしょうね。
その理念を今後も継続するために御社が必要とする人材とは、どのような方ですか。社風も教えてください。

当社が欲しい人材のキーワードは「素直」、「謙虚」、「感謝」、「元気」です。
もちろん開発では技術も大切ですがそれだけではダメで、我々の評価制度では4つのカテゴリーで人のスキルを見ます。テクニカル開発、プロジェクトマネージメント、コミュニケーション、ビジネスのスキルです。
私も面談に加わるとよく思うのは、テクニカルとマネージメントのスキルがある方は多いのですが、社風に合うとなると大事なのはコミュニケーションスキル。例えば何か指摘された時に素直に聞いて改善することができるか、チームプレーができるかというところが大きいですね。当社は大規模プロジェクトが多く、お山の大将タイプでは孤立してしまうのです。
他にも社会人歴の長い方は、ビジネスキルとしてコスト意識をちゃんと考えた管理をやってきているかを見ます。コスト意識が高い会社ですので大切な要素です。
若い方はまず基本の技術力と「ほうれんそう」ができているかを見ます。
情報の共有が業務の遂行に大きく左右しますから。社内でもブログやツイッターを駆使して些細な情報まで共有して、何かあれば協力し合い、プロジェクトを最後までやり遂げられるようなシステムをつくっています。
また、スピード感を持って右肩上がりに業績を上げていくためには活気のある方がいいですね。我社は社長以下みんな元気があります。
人材に対してもぶれない価値観が御社を成功へ導いているのだというのが良くわかります。特に今注力されている業務系開発部門ではどんな方を求めていますか。
新しい分野を開拓中なので、実際に案件はあるのにSEの方が不足していることもあります。逆に言えばビジネス拡大の礎を築いている今は、SEの方にとってはやりがいがある時期。お客様のところに常駐する切り込み隊長として活躍できます。特に開拓中の分野について詳しい方は大歓迎です。
経験が浅い方はトレーニングをしてから送り出しますし、優秀な先輩もいます。
当社は中途採用者には年功序列はなく「出る杭は伸ばす」主義です。年に二回昇格の機会もあり、実力はしっかり評価されますので、ぜひチャレンジしてください。
実力がちゃんと認められるのは働きがいがありますね。話は変わりますがインタビューの間、H部長が胸を張って会社のことを語っておられるのがとても印象的でした。
私は新卒入社で16年くらいですが、この会社が、この仕事が好きなんです。これからもそう言える人々と一緒に働いていきたいですね。
大切なことですね。それが御社の掲げる「好働力」という言葉にもつながるのでしょう。私共も転職する方を沢山見てきて実感するのですが、最終的にその会社を好きだと思えることが長く勤められる秘訣ではないでしょうか。いいお話をありがとうございました。
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