
P&Gにおいて、CMKの使命は卓越した消費者・市場理解のエキスパートとして消費者中心のビジネス戦略を実現することにあります。「Consumer is Boss (消費者こそが私たちのボス)」というP&Gがビジネスを行う上で最も大切にしている原則の下、消費者と市場の知識を統合し、消費者の代弁者として重要なビジネス上の意思決定をリードし、P&Gにおける全ブランドの発展を導きます。消費者ニーズや市場の動向を理解するために、最適な調査手段を選択・設計、分析結果に基づいて何がビジネスを成長させるためのカギなのかを見出し、プロジェクトチームに戦略を提言します。CMKの持つ正しい消費者や市場の理解をもとに一体どのくらい製品が売れるのかを予測する、販売量予測の分野においても発揮されます。また単にビジネスの規模を大きくするというだけではなく、いかに効果的・効率的なマーケティングを実現させるのかを考えるのもCMKの大切な役割の一つです。
マーケティングは勿論のこと、ファイナンスやR&D(研究開発)、CBD(営業統括)、時にはパッケージ等のデザインを担当している部署とも連携し、各部署が持つビジネス上の課題に対して、消費者中心の解決策を提案します。また世界各国のCMKと互いの知識・経験を共有しあい、最先端の消費者理解のアプローチを常に探求しています。

消費者の生活に密着し、消費者の生活を向上するブランド(商品)づくりをリードする。また、ブランド(商品)のビジョン・目標を立て、それを達成するための優れたマーケティング活動を行い、チームをリードし、ブランドを経営する。つまり、(1) ブランドづくり、(2) ブランドの経営、この2つのプロフェッショナルであることが、マーケティングに課せられた役割となります。
P&Gは、1920年代から本格的なマーケティング活動を始め、業種・業界を超えてパイオニア的存在として知られています。経営の中心にはいつもマーケティングがあり、豊富な経験とノウハウを保有するところから「マーケティング大学」とも呼ばれています。日本やアジア諸国の消費者の生活に密着して、潜在的ニーズを理解し、多くの消費者に、より大きな満足や驚きを提供し続けるブランドをつくり、長期的に成長させていく。そのために、消費者へのメッセージをどのように届けるかを戦略的に考え、包括的マーケティングプラン(TVCM、店頭広告、雑誌広告など)を策定、実行します。
●図1 ブランドづくりの流れ
短期・中期・長期のブランド目標設定と経営戦略の策定
各部署との連携のリーダー(図2参照)
マーケティング部門においては「戦略的・論理的思考」によって、どのようなビジネスの状況にでも、ビジネスの課題、あるいは、好機を見つけることが求められます。そして「協調してチームのリーダーシップを取ること」も、大変重要です。なぜなら、人をマネジメントする能力、周りと協調して働く能力は非常に重要だからです。

| 社名 | プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 兵庫県神戸市東灘区向洋町中1-17 |
| 代表者 | 代表取締役社長 桐山一憲(きりやまはつのり) |
| 設立 | 2006年3月3日 |
| 事業内容 | 日本における洗濯洗浄関連製品・紙製品・医薬部外品・化粧品・ペットフード・小型家電製品などの研究開発、事業戦略の立案・実行、販売、輸出入 |
| 資本金 | 178億円 |
| 従業員数 | 約4,300名 |
| ホームページ | http://jp.pg.com/ |