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| 企業名 | フジテック株式会社 |
|---|---|
| 設立 | 1948年2月9日 |
| 事業内容 | エレベータ、エスカレータ、動く歩道、新交通システムなどの研究開発・製造・販売・据付・保守 | 資本金 | 125億3,393万円(2009年3月31日現在)(東京、大阪各証券取引所上場) |
| 代表者 | 代表取締役社長 内山高一 |
| 本社所在地 | 本社/滋賀県彦根市 ビッグウィング 東京本社/東京都港区三田3丁目9-6 |
フジテック株式会社 入社後 総務本部 人事部に勤務。本社にて、労務関係業務を中心に、人事企画業務を担当した後、東京本社の現職に就く。
大手電機メーカー 人事センター長等を歴任した後、フジテック株式会社入社。現在 東京本社 支配人として、東京本社を統括すると同時に、本社 総務本部 副本部長を兼任する。
フジテックが理想とするリーダーは、評論家ではなく実行者です。問題に対する答えを導き出す頭脳を持っているだけではダメ。導き出したその答えを、周りの人間を巻き込みながら、確実に実行していける人です。この “巻き込みながら…” というのが非常に難しい。
しかし同時に、他人を巻き込んでいかなければ良い仕事はできないし、結果もついてこない。だからリーダーには人を巻き込んでいけるだけの人望も必要になる。頭の良さに加え、そうしたヒューマンスキルも持ち合わせていなければならないのです。
そうした人物の存在が、御社の「グローバル展開」に影響を与えたのだと思うのですが、いかがでしょうか。御社が海外展開を開始したのは1960年代です。今でこそ当たり前ですが、当時にしてみればかなりのこと。その決断力もそうですが、社員の気持ちを海外に向けることができた点、そこがすごい。だから成功したのだと思います。
当時、海外展開に踏み切っていなければ、ここまでの規模になっていなかったでしょう。フジテックならではのフロンティア精神とでも言いますか…、社員の気持ちも海外に向いていたと聞いています。多くの社員が“世界の中の日本”という意識を持っていた。そして、それが今なおイズムとして継承されているのです。
海外展開で言うと、今は60年代・70年代当時とは違い、競合他社も海外進出をしています。競合が多くいる中、今後どういった戦略をお考えですか。また、日本国内での戦略についても可能な範囲でお聞かせ願えますでしょうか。
海外は、重要な販売マーケットとして捉えています。インド、中国、ブラジルに加え、ベトナムやインドネシアにも大きく期待しています。エレベータ、エスカレータなどの空間移動システムへのニーズは、都市の発展伴い発生するので、やはり海外マーケットは今後も重要です。では、都市化の進んだ日本は重要じゃないかというと、必ずしもそうではありません。
確かに、海外に比べると日本国内での競争は過密ですが、利益は生み出せます。地方都市にはまだ都市化の余地が残っています。大都市に関しては、保守・修理に関するニーズ、設置後20年・30年を経過したエレベータ、エスカレータの刷新というニーズもある。そして海外とは違い、製品のライフサイクルがはやいという点も見逃せません。
当社は、開発から販売、据付、保守までを一貫してできる専業メーカーであり、業界初となる製品を多く生み出してきた開発力もある。これらの強みを活かして、様々なニーズにスピーディに対応していけば、今後も日本国内だけで利益を生み出していけます。だからやはり日本も当社にとっては重要なマーケットなのです。
空間移動システム業界にとって、日本は今、変革期にあります。過密競争の中にあり、必ずしも大手企業が勝つという時代ではなくなっているのです。その状況下にあって、いかにフジテックが勝ち残っていくか。経営者や事業責任者などのリーダーと言われる人は、成功事例のない中で経営の舵を取っていかなければなりません。
成功事例に頼ることができない厳しい時代ではあります。しかしそれは逆に言うと、オリジナリティが試せる時代であるとも言えます。そこには問題点や課題点に対する独自の答えを導き出す面白さがある。そしてそれを実行して成功事例を作り上げる面白さもある。もちろん、それを実行するには周りを巻き込んでいく努力もしなければいけませんが…。
初めての試みをするとなると、そこに人を巻き込むだけの相当な熱い気持ちが必要となります。ロジックだけでは人は動きません。最終的に人を動かすのは、実は情熱だったり愛情だったりするわけです。そうしたヒューマンスキルの部分が大切なのです。フジテックの場合で言えば、“都市文明を創造する”という想いでしょうか。それをどれだけ真剣に考えられ、人に伝えられるかだと思います。当社の経営幹部として、または事業責任者としてお迎えしたい方は、そういった仕事に対しての熱い想いを持ち、グローバルな視点で事業を牽引できる方なのです。
なるほどですね。海外事情にも精通し、人を動かすヒューマンスキルを兼ね備えている方ということですね。ぜひ今後そういう人材をご紹介していきたいと思います。
本日はお忙しいところありがとうございました。
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