銀行業界における監査関連ポジションの採用動向 - 金融業界転職マーケット情報 -
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銀行業界における監査関連ポジションの採用動向



担当コンサルタント

小林

小林 【銀行・ノンバンクチーム】

【得意分野】
業  種 : 銀行・リース
職  種 : コンプライアンス・リスク管理・監査
企業タイプ   : メガバンク、大手信託銀行、地方銀行、大手リース会社



金融規制強化により、監査ポジションの求人は増加傾向にあり

国内外で大企業による不祥事が繰り返されたことから、2002年7月に米国でSOX法(日本では日本版SOX法)が制定されました。これによりコーポレートガバナンスの重要性が国内外で再認識され、金融機関にとって監査部門が無くてはならない存在となりました。
また、2008年に起きた金融危機(リーマンショック)以降、大幅な金融規制の見直しが行われ、2010年に「バーゼルⅢ」、「ボルカールール」などが導入されました。監査部門としては、リスク管理上の問題点を早期に発見することが出来なかったことが課題としてあげられ、改めて「リスクベース監査の態勢強化」が急務となりました。さらに年を追うごとに金融当局からの要請も増え、従来とは違ったリアルタイムで実勢把握を行う「金融モニタリング」を求められる事となり、2015年現在においても「監査態勢の構築」・「監査の高度化」に対応すべく、銀行における監査ポジションの需要は日増しに高まっている状況にあります。

ニーズの高い監査ポジション、および求められている人材

銀行監査には、主に「業務監査」「会計監査」「IT監査」があり、いずれのポジションも近年は採用ニーズが高まっている状況にあります。年齢としてはミドル~シニア層の採用ニーズが多いのが特徴です。
監査部門は専門性が高く、かつ少数で構成している企業が多いため、経験者を求められる傾向がありますが、元々の経験者母数が少ないこともあり、最近では金融機関におけるコンプライアンス業務経験者や銀行向けに監査・コンサルティング業務を行っていた方を受け入れる銀行が増えています。特に監査部門は他部署との交渉が多く、時には社外での折衝も発生することがあるため、協調性や交渉能力に長けた人材を求める傾向があり、ここ数年では監査法人やコンサルティングファーム出身者の採用ニーズが増えています。

他業界でも採用のチャンスあり

専門性が高く、かつ今後も高いニーズが想定される監査ポジションですが、近年ではメガバンクや大手信託銀行、大手地方銀行で海外事業展開を行う動きが増えていることから、海外拠点や海外子会社の監査を行う「グローバル監査」のポジションが増加傾向にあります。ただ現在日本国内では「英語力」と「監査経験」の両スキルを持っている人材がまだまだ少ないため、金融機関以外の業界であっても語学力に長けた監査人材であれば、ポテンシャル採用される可能性があります。
またグローバル監査では、各国の法制度・商習慣の違いはもちろん、会社の成熟度や資本関係に起因する課題も抱えているケースが多いのが現状です。M&Aを行ったばかりの企業では業務ルールの整備が進んでおらず、そもそも監査対象とするレベルに達していない拠点などもあることから、業務企画・改善等の経験を持った方が重宝される傾向にあり、更なるニーズの高まりも出てきております。
現在は金融以外の業界にいらっしゃる方でも、監査業務経験者であれば、銀行における間口は広がっているのも現状です。
皆様の更なるキャリア構築に少しでもお力添えが出来ればと思っておりますので、興味や関心がある方はいつでもお気軽にお問い合わせ下さい。

2015/12/17

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