- 日本人の就労事情
- 日本留学経験者の就労事情
- 経済・生活状況
製造業関連へは、多くの日系企業が進出しており、マレーシア政府も多くの投資優遇策を実施して、その直接投資促進を図っている。昔から多くの日系製造業が進出していることもあり、主に製造業で日本人向け求人が見られる。最近では、ITなどの高度な技術を持った人材(SE/ヘルプデスク、技術者 - 電子・電気・機械)や、工場経験者の就職口が増加傾向にある。
日本人に求められるスキル
語学力(英語と日本語のバイリンガル)。
望ましい実践経験
- IT業界の先端技術者、工場管理(生産管理・品質管理など)、エンジニアは、実務経験が求められる。
- 基本的なPC操作(Word、Excel、PowerPoint)は必須。
一般的な待遇
給与例(MR=マレーシアリンギット)
| 職種 | 営業 | 事務系 | 工場管理(マネージャー以上) | 技術者 |
|---|---|---|---|---|
| 平均報酬 | MR 3,000~10,000 | MR 2,500~4,500 | MR 6,000~12,000 | MR 5,000~10,000 |
ボーナス
ボーナスは年に1~2回支給されることが多く、支給額は基本給の1~3ヶ月(年)前後。ただし有期の雇用契約の場合は、ボーナス支給が無い場合もあるため、雇用契約を結ぶ場合には確認が必要(ボーナス支給額は業種や企業・個人の業績により異なる)。
諸手当
交通費、住宅手当、健康保険などの各種手当は、企業により異なるため、企業毎に確認が必要。通常、企業ではグループ傷害保険に加入している。マレーシアは、大都市以外の公共交通機関が整備されていないため、営業用に車が貸与されることがある(詳細は企業へ確認)。
税金
- マレーシアの所得税は1~12月の暦年で計算。
- 税務当局から納税対象者に申告書が郵送される。
- 納税者は申告書に記入の上、会社からの納税証明を添えて申告をする。税率0~30%程度。
就労許可証 Employment Pass
- 現地採用の場合も、一般的な外国人用の就労許可証であるエンプロイメント・パスの取得が必要。
- 企業側で「外国人雇用枠(ワークパーミット枠)」があれば、基本的に取得に関して問題はない。
- 学歴や職歴は問われない場合が多い。
- 企業の管轄となっている省庁などにもよるが、申請から発給までは数週間から数ヶ月かかることもある。
配偶者プログラム Employment Pass/ Spouse Program
- マレーシア国籍の配偶者を持つ方のみに発給される。
- 採用する企業の「エンプロイメント・パス枠」を使わずに申請・取得できる。
- 職種や業種に関係なく取得が可能。
- 通常、申請後約4週間で発給される。
ジャパニーズスピーカーの就労状況
日本企業のアジア進出で、本社や日本人スタッフ・日本人顧客との橋渡し役として、さらに現地のリーダーとして、日本の文化・言葉・風習に理解のある、日本留学経験者を求める企業が増えています。
また、マレーシアに拠点を置く外資系企業や、日系企業を顧客に持つローカル企業にとっても、言葉・文化に精通した日本留学経験者は、価値の高い存在と言えます。
求人について
1,000社以上のJAC マレーシア クライアント企業のうち、約7~8割が日系企業です。製造業・IT・サービス業等を中心に、日本向けのサービスを提供している外資系・ローカル企業からの求人も多数あります。
○主な求人職種
- 人事・総務・一般事務・秘書
- 営業・マーケティング・カスタマーサービス
- 購買・調達・在庫管理・物流・貿易・品質管理・品質保証
- エンジニア(機械・電子・電気・建築・R&D等)
- IT
- 経営管理、等
○主な求人業種
製造・貿易・金融・流通・サービス・IT・物流・建設、等
求められるスキル
語学力
- 英語(英語力不足を企業から指摘される、日本帰国者が多く見られます)
- 日本語
ヒューマンスキル、コミュニケーションスキル
一般的な待遇
日本の大学卒業者で、初任給が約1,800~2,300RM程度
(その後は、経験・能力によって評価)
経済状況・近況と概要
日本からマレーシアに進出している企業が約1400社、うち製造業899社、非製造業537社。マレーシア2007年のGDP成長率は6.3%。2006年の5.9%より4%伸びた。一人当り名目GNP(ドル)は6,685。製造業とサービス業が成長を牽引したという。一方で、2009年の成長率に関して、イギリスの調査機関、エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)は、マレーシアが世界経済減速の影響に晒されるとの見通しから、2009年の国内総生産(GDP)成長率について1.5%との悲観的予想を示した。また、国内需要も減少すると予測し、2009年の貿易黒字は229億米ドルに落ち込むと指摘した。政情については、政治的不透明さ、不安定さへの懸念がただちに払拭できそうもないという声もあった。2009年の求人動向に関して、楽観的とは言えないが、いままでマレーシアと日本二国間貿易の半数を占めた電気・電子、そして近年増えてきた液化天然ガス(LNG)やパーム油の輸入に関連する求人が依然として多いと予測。また、円高につれ、マレーシアの観光産業の求人ニーズが増えてくるだろう。
生活情報
| 気温は通年24℃から32℃程度。夜間は涼しくしのぎやすい日が多い。 | |
| マレー語が公用語とされているが、都市部などでは英語が広く一般的に使われる。また、中国語(北京語、広東語、福建語など)やタミール語などがそれぞれの民族の中で使われる。 | |
| クアラルンプール市内や近郊ではバスやLRT・KTMと呼ばれる電車などが走り、モノレールも一部開通している。タクシーは、一般的に利用されており、初乗りはRM2.00とお得。ただし、クアラルンプール郊外や他の都市部では車がないと不便。 |


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