2008年、インドのタタグループと技術提携。2009年4月には共同開発に着手。
ハードウェアの知識をベースにしたその技術を世界が認めている。
- 株式会社プロアシスト
- 代表取締役
- 生駒京子氏
- 大学卒業後、大手IT企業2社にエンジニアとして勤務した後、専業主婦に。
その後、社会に貢献できる仕事がしたいという思いから、1994年に有限会社プロアシストを設立。2002年に株式会社組織変更。
多忙な経営者でありながら、主婦業もこなす。
「人」を大切にという姿勢は、社内全体に浸透し、社員のみならずその家族からも愛されている存在である。
「当初、タタグループからの提案はオフショアでした。何度も提案を受ける中で、オフショアという関係よりも、もっといい関係の作り方があるんじゃないかって思いまして。技術提携を逆に提案をさせていただいたんです。それがきっかけ。話はトントン拍子で進み、インドで社長にも会ってお話をさせていただき、技術提携をすることになりました。その時は世界の4大紙に報道していただき、話題になったんですよ。“日本のプロアシストって会社は何なんだ?”って(笑)。」
そう語るのは株式会社プロアシストの代表を務める生駒京子氏である。同社は1994年の設立以来、R&D分野のアウトソーシングを手掛け、多くの企業から高い評価を得てきた。2004年の10期目からはメーカーとしての機能も持ち、組込システムの開発やハードウェア開発、アプリケーションシステムの開発など幅広く手掛けている。代表的な製品として「酒気帯び検証装置」、縫製業向けの「工程分析システム」などがある。そして15期にあたる2009年は超音波技術を会社のコア技術に据え、「位置計測システム」などの開発を行っている。
「メーカー機能を持ったのは社員の声がきっかけでした。設立から10年間、R&D分野のアウトソーシングをずーとやってきました。私はこのままでいいと思っていたのですが…。社員の呟きが聞こえてきたんです。“いつまでアシストするんだろう?”って。それでやってみることにしたのです。ものづくりメーカーとしての歩みはそこから。社員の声からはじまったのです。」
中途採用は、“使う人のことをどれだけ考えられるか?”という観点から。
少しくらいの技術の違いよりも、一緒に働けるかどうかを重視。
「すごい技術を用いて製品を開発しても社会に役立たないものだったら意味ありませんよね。ウチはすべて使う人のことを考えて製品を作っているんです。“どうすれば社会に役立つか?”を重視しています。だから、新しく採用をする人にも、そういう考えを持っていることを期待しています。逆に言えば、それが出来る人じゃないと、一緒にやっていくのは難しい。“人の生活と技術の融合”それを実現させるのがウチの会社のテーマですから。」
生駒社長1人から始まった株式会社プロアシスト。設立から15年かけて採用を進め、現在では117名の社員を擁するまでに成長した。新卒採用と中途採用との比率は5対5。仕事に対する考え方を知るために、転職者の話をしっかりと聞くのが同社の採用スタイルである。その中で、会社の理念に共感してくれる人に、“一緒に働きましょう”と声をかけるのだと生駒氏は言う。
「私が言うのも変ですが、ウチは非常に社員を大切にする会社です。入社して損することはめったにないはず(笑)。考えてみれば社員は長い時間を会社のために提供してくれているわけです。会社として感謝の気持ちを表さないと、やっぱりダメですよね。だから社員とその家族に感謝の気持ちをこめて、社員とその家族を招待しての社員旅行を毎年やっています。プロアシストの社員として改めて結束できるという意味でも、社員旅行は効果を生み出しているんですよ。“不景気だけど、みんなで乗り越えましょう!”って。」
多品種少量生産の時代である今、技術は色々な角度から使われる。
確かな技術を持つプロアシストには可能性が広がっている。
「持っている技術を社会にもっと役立てるために何をすべきなのか。この時代を勝ち残っていくためには、この点を今まで以上に深く考えて、そして実行することだと思うのです。“この技術をどう応用すればいいのか?”、“技術を広めるために何をすべきなのか?”タタグループとの提携もそこを考えたうえでの結論の1つ。タタと共同で多品種少量生産の時代に勝ち得るサービスを提供していきたいとの思いから生まれたものなのです。」
「今は様々な角度から技術が使われる時代です。タタグループの例があるように、プロアシストが持つ技術は、様々な分野で使われる可能性を大きく秘めています。私たちに出来ることはまだまだあるはずです。それを実現するカギを握っているのが人材なのです。私たちの理念に共感してくれる人材。それはこの不景気を乗り越えるためだけではなく、今後プロアシストがブランドを確立していくためにも、グローバルカンパニーとして飛躍していくためにも必要なのです。技術を活かして、取引先企業や人、社会に貢献したいと考えている方はぜひ。前向きな気持ちを持って仕事が出来る人と私は一緒に働きたいと考えています。」
会社概要
| 社名 | 株式会社 プロアシスト |
|---|---|
| 本社所在地 | 〒541-0043 大阪市中央区高麗橋2-3-9(星和高麗橋ビル1F) |
| 代表者 | 代表取締役:生駒京子 |
| 設立 | 平成6年4月25日 |
| 事業内容 | 組み込みシステム開発、制御システム開発、ハードウェア開発、Web開発 |
| 資本金 | 5000万円(平成19年4月1日現在) |
| 従業員数 | 115名(平成21年4月1日現在) |
| ホームページ | http://www.proassist.co.jp/ |


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