成長の理由は、世界経済の悪化 アプリケーション自動生成ツール“GeneXus”でIT業界を変える ジェネクサス・ジャパン株式会社 取締役会長 大脇文雄氏

【写真】ジェネクサス・ジャパン株式会社
ジェネクサス・ジャパン株式会社
取締役会長
大脇 文雄(オオワキ フミオ)
1973年東京理科大学工学部経営工学科卒業。技術士(情報工学部門)。
某金融機関のシステム部門を1999年に退職後、技術士事務所を開設。
2003年ジェネクサス・ジャパン(株)を設立し代表取締役社長就任し、2008年9月同取締役会長に就任。
2008年6月(社)日本技術士会会長表彰受賞。
現在、(独)国際協力機構(JICA)派遣専門家、(社)情報処理学会資格制度 委員会技術士部会委員。
専門はソフトウェアエンジニアリング、データ分析、データベース設計。

2008年10月の金融危機以降、軌道に乗りはじめた“GeneXus”。
景気の悪化により、このアプリケーション自動生成ツールへの需要は増加。

「“GeneXus”はアプリケーションを自動生成するツールです。ある形式で業務の内容を入れると実現方法が自動的に生成できる。言わば、PGとPGデザイナーの役目を担うツールなのです。だから例えば、今までPGが100人必要だった開発案件でも、“GeneXus”を利用すれば10名以下のPGで品質の高い開発ができ、しかもコスト削減にもなる。“GeneXus”は、非常に画期的なツールなのです。」

ジェネクサス・ジャパン株式会社、取締役会長の大脇文雄氏はそう語る。設立から7期目に入る2009年、主力製品である“GeneXus”が軌道に乗りはじめた。きっかけは2008年10月の金融危機だと言う。100年に一度の不景気が“GeneXus”への需要を増加させた。

「金融危機以降、各SIベンダーの担当者はコスト削減を迫られるようになりました。そこで白羽の矢がたったのが“GeneXus”だったのです。それまで“GeneXus”はSIベンダーの担当者にとって興味はあるが導入までは…、という存在でした。事実、セミナーを開催しても人数は集まるが、売上には繋がらなかった。しかし2008年の10月以降、“GeneXus”の導入実績は増加。当初はコスト削減を目的に導入されていたものが、徐々にその機能性が評価され、今では大手SIベンダーも“GeneXus”の導入に積極的になっています。」

「日本のIT業界にある古い体質…、人月ビジネスを変える」
ビジネスのきっかけはそこにあった。

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「私自身、日本のIT業界に残っている人月ビジネスにかねてから大きな疑問を抱いていました。このビジネスモデルだと、新人エンジニアの5倍仕事ができるベテランのエンジニアを20人集めるよりも、新人を100名集めたほうが会社にとって利益になるわけです。この矛盾。私はこれを変えたかった。変えるためには武器が必要でした。それが“GeneXus”だった、というわけです。」

“GeneXus”の登場は人月ビジネスに衝撃を与えるものだと大脇氏は語る。“GeneXus”があれば、開発に関わるエンジニアの人数を大幅に減らすことができる。極端な話、エンジニア100名で1年かかる10億円規模の開発案件を、“GeneXus”があれば10名程度で開発できるのだと言う。

「プログラミング工程が大幅にカットできるのです。だからその作業に多くのエンジニアは必要なくなるわけです。100名必要だった案件も10名で対応可能です。これは日本IT業界の変えるための強力な武器になる。しかも使い方もそれほど難しくない。業界へ一石を投じられるはずです。」

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ジェネクサス・ジャパン株式会社
代表取締役
米倉 誠一(ヨネクラ セイイチ)
1975年 コンピュータメーカ入社
1983年 証券会社入社
1999年 ソフトウェア会社入社
2003年 ジェネクサス・ジャパン設立に参加
2008年 ジェネクサス・ジャパン代表取締役

「自分の経験と“GeneXus”を使って何ができるか?」を考え、
「“GeneXus”で自分のスキルをこう活かせる」を提案してほしい。

「ジェネクサス・ジャパンの取扱製品は“GeneXus”だけです。このツールをいかに使うか…?これが非常に重要になる。だから“自分ならこう使う”を提案してほしいのです。“GeneXus”は長い歴史を持つツールです。バージョンアップも重ねてきました。“GeneXus”を使って出来ることは驚くほど多いはずです。“GeneXus”の新しい使い方を発見してほしいのです。」

同社は、積極的に“GeneXus”の活用方法を提案してくれる人材を求めている。大脇氏に代わり、そう語るのは、同社の代表取締役社長を務める米倉誠一氏である。米倉氏によると、独立志向のある方のほうが、ジェネクサス・ジャパンに向いているのだと言う。

「求めているのは、プレイングマネージャーです。ユーザーと仕様を取りまとめ、自分でバリバリ開発もできるような人材。最低限のスペックとしては、何か1つの言語を知っていること…。そのそれは何でもいい。言語を知っていることとDBに関する知識を持っていること。いずれにしてもスペシャリストである必要はありません。マネージメントに関してもそう。10名くらいのマネージメントができれば十分。“GeneXus”での開発に関わるエンジニアは多くても10名ですから。」

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入社にあたって“GeneXus”のスペシャリストである必要はもちろんない。入社後に研修が用意されている。そこでの基礎研修とプロジェクトを一度経験すれば“GeneXus”を一通り理解できる。早い段階で慣れ、自分が“GeneXus”を使って出来ることを探し、“GeneXus”の今後の展開を考えてほしいと米倉氏は述べる。

「会社として今、様々な事業展開を考えていますが、まだ構想段階であり、ここでは具体的に語ることができないのですが、ゆくゆくは“GeneXus”を利用して大きなことを仕掛けようと考えています。ただ今はまだ、日本での実績を着実に積むことが目標。追い風は吹いています。このチャンスを活かし、“GeneXus”を広めていく。それで日本のIT業界の古い体質に風穴を開ける…、と言うとカッコ良すぎますか?でも、そのための力を貸してほしいというのは本気なんです。」

会社概要

社名 ジェネクサス・ジャパン株式会社
本社所在地 東京都品川区東五反田5-10-18 TK五反田ビル3F
代表者 取締役会長/大脇 文雄 代表取締役社長/米倉 誠一
設立 2003年 5月
事業内容 システム開発ツール「GeneXus」の販売・教育及びその関連業務
資本金 6905万円 (2007年2月)
URL http://www.genexus.jp

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